【工事経歴書の書き方】
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【工事経歴書】
建設業許可申請書様式第二号「工事経歴書」は、建設業許可申請様式第三号「直前3年の各事業年度における工事施工金額」とならんで、重要な様式の一つとなります。
新規の建設業の許可申請をする時のみならず、毎期の事業年度終了後の報告に相当する「変更届」の提出の時にも必要となる様式です。
この記載の仕方は、≪経営事項審査を申請するケース≫と≪経営事項審査を申請しないケース≫とのどちらになるかによって、その手順等が異なります。
まず、そのいずれになるのか?によって、 ≪税抜き≫で記載するのか?、または、≪税込み≫で記載するのか?、について異なってきます。
≪経営事項審査を申請するケース≫では、 ≪税抜き≫で記載したものしか認めれられませんので、ご注意を!
※免税業者は税抜相当額で作成いたします。
〔Ⅱ第二段階〕に続けて、主な未完成工事について、請負金額の大きい順に記載します。
〔「工事名」の箇所には何を書くのか?〕
よく記載の仕方について、何を記載すればよいのか?と質問されたり、記載内容の誤りを見受けられるのが、「工事名」の箇所となります。
この「工事名」の記載で、重要なポイントは、建設業許可業種29種類のうちのどの許可業種に該当する工事なのか?、にあります。
建築指導課の係官は、このポイントを重視してみておられます。
記載されている例で、よくありがちな記載誤りの例として、この箇所に単に“工事場所”を記載されている例があります。
建築指導課の係官は、単に“工事場所”だけを記載されていても、一番肝心の“建設業許可業種29種類のうちのどの許可業種に該当する工事なのか?”が全く分からないわけです。
では、この“どの許可業種に該当する工事なのか?”がわかるように記載するためにはどうすればよいか?
具体的には、福岡県であれば『建設業許可申請等の手引き』の『第2表 建築工事と建設業の種類、その内容と例示』の表の『建築工事の例示』に記載されている工事例のなかで最も近い工事例を記載することとなります。
例として<内装仕上工事>であれば、『建設工事の例示』として「インテリア工事、天井仕上工事、壁張り工事、内装間仕切り工事、床仕上工事、たたみ工事、ふすま工事、家具工事、防音工事」が例示されておりますので、これらのなかから最も近い例をピックアップして記載することとなります。
/P58.記載要領
(イメージ図)
注文者
|
元請 又は 下請
の別
|
JV の
別
|
工事名 |
工事現場のある 都道府県及び 市区町村名
|
配置技術者 | 請負代金の額 | 工 期 | |||
氏名 |
主任 又は管理 |
うち、 〔・PC ・法面処理 ・鋼橋上部〕 |
着 工 |
完成又は 完成予定 年月 |
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千円 |
千円 |
平成 年月 |
平成 年月 |
★当方は当頁の記載内容につき責任を負いません。★